お子様がテレビのリモコンを掴んで投げたら、運悪くリモコンはテレビを直撃。
液晶部分が割れてしまった経験はありませんか。
液晶画面の修理代は高額ですよね…
液晶交換だけで10万円以上かかります。
でも、安心してください!
「破損・汚損」が補償されていれば、液晶テレビの修理代は火災保険が使えます!
このブログでは、うっかりミスで壊れた液晶テレビを家財保険で支払う方法を紹介します。
火災保険の補償範囲をきちんと把握すれば、家計のピンチを脱出できるかもしれません。
うっかり壊したものを火災保険で修理する方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
家財保険は液晶テレビの買い替えに使えるのか
液晶テレビの買い替えに家財保険が適用されるかどうかを解説します。
損傷・汚損は急な損害に適用可能
お子様がテレビのリモコンをつかんで投げたら、リモコンはテレビを直撃し液晶部分が割れてしまったとします。
見積りを依頼したら、液晶交換のために15万円かかると修理業者に言われました。
この場合、液晶テレビの修理費用・買い替え費用は補償してもらえます。
ただし、保険金が適用されるかどうかを判断するには、不足かつ突発的な事故による損害(破損・汚損など)を補償する火災保険に加入しているかどうかが重要です。
「不足かつ突発的な事故による損害」とは、予測不可能な状況下、急な事故によって建物や家財が損傷・汚損した損害を指します。
火災保険で「不足かつ突発的な事故による損害」をカバーしていれば、うっかり起こった偶発的な事故による損害に対して補償が受けられます。
免責金額に注意が必要
破損・汚損などの補償は免責金額が設定されている場合が多いです。
免責金額とは、修理代の自己負担額を指します。
損保ジャパンの場合、不測かつ突発的な事故の免責金額は5万円と設定されています。
画像出典:損保ジャパン
見積りを依頼し修理費用が5万円以下だったら、火災保険では液晶テレビの買い替えはできません。
免責金額は保険会社や火災保険のプランによって異なるので、必ずチェックしましょう。
家財保険が支払われるまでのステップ
うっかり液晶テレビを壊してしまってから、家財保険が下りるまでの具体的な申請の流れを紹介します。
保険会社・保険代理店へ連絡
まずは、保険会社か保険代理店に連絡しましょう。
損害の状況や日時などの詳細と「テレビの修理に家財保険を使いたい」のように伝えてみてください。
あなたが加入している家財保険が、破損・汚損を付帯しているかどうかを調べてくれます。
保険に対応していれば、代理店が事故報告をします。
家財保険の対象になるかどうかをご自分で判断するのは難しいかもしれません。
代理店の営業さんでも、即答は無理だと思います。。
「これは保険で支払ってもらえるかな」と迷ったら、まずは連絡してみましょう!
次に、代理店に実際の損害状況がわかる写真を送ったり、担当者がご自宅に訪問したりと事故の状況について連絡を取り合います。
完全に修理してしまった後に「家財保険を使いたいんだけど…」と問い合わせても、保険が使える可能性はゼロに近いです。
どれくらいの損害が起きてしまったのかを示す「証拠」を残すことを絶対に忘れないでください。
スマホの写真で十分なので、さまざまな角度から何枚か撮影しましょう。
業者に見積り依頼
修理業者に見積りを依頼しましょう。
保険会社ではいくら修理に必要なのか、正確な金額は検討がつきません。
修理業者から貰える見積書は、保険金を請求する際に必ず必要となるので大切に保管してくださいね。
案内・書類の記入、申請
保険会社から請求書類が契約者の住所に郵送されます。
受け取り後は、家財保険の申請に必要な書類を集めましょう。
主に以下の4点の準備をしてください。
- 保険金請求書
- 事故状況報告書
- 損害箇所の写真
- 修理費見積書
損害状況をできる限り詳細に記載した方が、家財保険が適用されやすいです。
書類の記入が完了したら、保険会社に書類を送りましょう。
保険会社による現場調査
申請を受けた保険会社が、損害鑑定人をご自宅に派遣して現場調査を実施します。
保険会社は公平な審査をするために、第三者機関に鑑定を依頼するのが一般的です。
最近は調査員が現場調査に行かずに、スマホで撮影した損害写真をAIが自動で読み取り修理費用を算定するアプリも登場しました。
画像出典:損保ジャパン
個人的にさくっと申請できるアプリに大賛成です。
ただ、スマホでアプリをインストールする、QRコードを読み取るのも難しい方もたくさんいます。
機械操作が苦手な人は保険金の請求すらも難しい時代になったかもしれませんね。。
現場調査結果の連絡
保険会社は、損害鑑定人の調査報告と事前に送付した書類や写真をもとに審査を行います。
申請内容が無事に認められれば、保険金が支払われます。
保険金は、保険金の請求が完了した日を含めて30日以内に支払われるのが一般的です。
支払い例を参考に液晶テレビの損害には家財保険を活用しよう
火災保険の家財補償にある「破損・汚損」を付帯しているなら、うっかり壊れた液晶テレビも火災保険で修理できます。
小さなお子様がいる家庭や余計な出費に頭を悩ませたくない方は、家財保険の補償内容について一度確認してみてください。
万が一のトラブルに備えて、家財保険の補償を見直すのもおすすめです。
支払い例を参考にして、賢く家財保険を活用しましょう。
https://www.accum.jp/not-have-fire-insurance/