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「火災保険には加入しているけど、保険金がもらえなかったらどうしよう…」
近年は、損保保険会社の不祥事がニュースで賑わっています。
加入中の火災保険が不払いをせず、きちんと保険金を支払ってくれるのかと不安になるのは当たり前です。
本記事では損保事務員が、保険料が不払いになる理由や不払いワーストランキング、不払いになりやすい事例や対処方法ついて解説します。
火災保険の不払い問題について不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。
入ってはいけない火災保険!不払い問題って本当なの?
結論から先に申しますと、火災保険の不払い問題は発生していません。
最近では中古車販売会社が、板金・塗装部門で自動車保険の保険金を不正請求していた事件に関する記憶は新しいでしょう。
しかし、不当な理由による火災保険に関する不払い問題は過去にはありません!
ただし、火災保険の申請をしたのに、申請内容が却下され保険金が受け取れなかったケースがあるのは事実です。
保険会社は、申請内容が保険金を支払う基準を満たしているかどうかを審査します。
保険金の支払い対象として妥当ではないと判断すれば、もちろん保険金は支払われません。
近年は自然災害の多発で保険金の申請が増えたことにより、保険会社の審査基準が厳しくなっています。
「火災保険を申請したのに保険金が貰えない!不払いにあった…」と不満を感じるのね。
入ってはいけない火災保険!不払い問題が起こる理由
火災保険の不払い問題が起こる理由について解説します。
自然災害の増加
近年の日本では、台風や大雨、地震など自然災害が多発しています。
その結果、火災保険金の請求件数は増加しており、保険会社が支払う保険金が多くなっているのが現実です。
損害保険会社は火災保険の支払いにより赤字を繰り返し、そのたびに保険料の値上げを実施してきました。
損害保険会社は国民の生活を守るという公共性と、営利企業として利潤を追及するという二面性を持ち合わせているのです。。
保険会社は営利企業として経営を成り立たせるために、保険金を支払う条件を年々厳しくしています。
悪徳業者の増加
近年は、悪質な工務店や業者によるさまざまな火災保険に関するトラブルや詐欺が多発しています。
悪徳な火災保険申請代行業者による、保険金の不正請求が後を絶ちません。
例えば、経年劣化による損傷箇所や意図的に破壊した箇所なのに「台風による損害」のように虚偽の報告をするよう契約者をそそのかします。
もちろん、火災保険の申請サポート自体は古くからある違法ではないビジネスです。
しかし、保険会社の警戒心が非常に高まっており、保険金が下りる否かの判断が従来よりも厳しくなっていることは確かといえます。
入ってはいけない火災保険!不払い問題ワーストランキング
入ってはいけない火災保険のワーストランキングについて詳しく知りたい方は、下記のブログをご覧ください!
どこよりも詳しく解説しています!
入ってはいけない火災保険の不払い問題が起こりやすい事例
火災保険の不払い問題が起こりやすい背景に、保険金が支払われない事例が知られていないことがあります。
よくある不払い事例についてチェックしましょう。
申請内容に不備がある
申請した内容に不備があると、保険金がもらえないかもしれません。
自分で火災保険の申請をする場合、損害箇所の特定から申請書類の記入まで全部を自分でしなければなりません。
保険金請求書や罹災証明書、事故証明写真、修理見積書など申請に必要な書類もすべて自分で集める必要があります。
初めて申請する方や書類記入に慣れていない方にとって、申請作業は非常に難しいです。
そのため、保険会社が正確な審査を行えず、損害箇所が保険金の対象かどうかを判断できないケースが発生します。
屋根の上や高所での損害箇所の特定や、写真撮影は非常に危険です!
転落やケガをする恐れがあるので、1人での作業はおすすめしません。
申請作業に自信がない方は、火災保険申請代行会社に申請手続きのサポートを依頼しましょう。
原因調査から特定、申請書類の作成までを専門家に頼めるため、安心して火災保険の申請ができます。
経年劣化の損害を申請する
経年劣化と保険会社が判定すれば、保険金は支払われません。
そもそも火災保険は、火災や台風、大雨など自然災害による損害を保障します。
経年劣化はどの住宅にも必ず起きる現象のため、火災保険の対象外になるので注意してください。
免責時項がある
火災保険には免責事項が存在し、免責事項に該当すれば保険金は受け取れません。
主な免責事項は以下を参考にしてください。
- 重大な過失・故意な損害・法令違反
- 建物の経年劣化に伴う損害
- 戦争・紛争・騒乱による損害
- 保険料支払い前に起きた事故
- 地震・津波・噴火による損害
- 核燃料物質・核燃料物質などの原子力災害による損害
また保険料を適切に支払っていない場合も、保険適用は難しいです。
火災保険ではありませんが…自動車保険で無責になった事例を体験しました。
保険料を支払い期日までに支払っていなかったため、保険金が支払われませんでした。。
なお、地震による津波や噴火による損害は、火災保険の保障範囲に含まれません。
火災保険とは別に、地震保険に加入する必要があります。
日本は地震大国であり、ひとたび地震が起きれば、その損害は計り知れません。
自分の火災保険が地震保険とセット加入されているか、どうか確認してみてください!
3年の時効が過ぎている
火災保険の請求は、損害が発生してから3年以内に申請しなければ時効になってしまいます。
「保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第六十三条又は第九十二条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、これらを行使することができる時から三年間行使しないときは、時効によって消滅する」
引用:保険法第95条
損害発生時からある程度の年数が経過すると、原因の特定が難しくなり、適正な保険金の支払いができなくなるからです。
「気付いたら請求期間が過ぎていた…」と後悔しないためにも、損害が発生したらすぐに保険会社に相談しましょう。
また火災や台風の被害に遭い、修理がすでに完了した場合でも、3年以内であれば請求ができます。
ただし、修繕前の被害箇所の写真や修理時の請求書などがなければ、損害を受けたことを証明するのが難しいので注意してください。
入ってはいけない火災保険の不払い問題への対処方法
火災保険は申請したら、すべての保険金が下りるわけではありません。
保険金が下りない「無責」となるケースも多いのが現状です。
保険が使えない!保険金が支払われない場合、金銭的または精神的なダメージは計り知れません。
不払いや支払い拒否が発生した場合、保険金を支払ってもらうための対処法を紹介します。
不払い対処方法①そんぽADRセンターの利用
そんぽADRセンターとは、一般社団法人日本損害保険協会のお客さま対応窓口のことです。
専門の相談員が、損害保険や交通事故に関する相談にのってくれます。
そんぽADRセンターへの相談や苦情、紛争解決手続にかかる費用は無料です。
日本損害保険協会が保険会社の間に入り、中正・公正な立場から、トラブル解決の支援をしてくれます。
不払い対処方法②再鑑定の依頼
火災保険を申請して無責になった場合、鑑定内容に納得がいかないと再鑑定を依頼できます。
保険金が下りるかどうかを判断するのは、保険会社の社員ではなく、損害保険鑑定人です。
損害鑑定人は「損害保険登録鑑定人」という資格を保有し、保険会社から委託を受けて損害額算定や事故原因の調査などを行います。
鑑定人が支払対象外と判断すれば、保険金が支給されません。
鑑定結果に不満がある場合、保険会社に連絡して再鑑定の依頼か鑑定人の変更ができます。
鑑定人が変わると無責から有責に変更になる可能性があることは、覚えておきましょう。
不払い対処方法③火災保険申請代行サポートへ連絡
火災保険を利用したい場合、損害箇所の正確な特定と請求書の記入が必須です。
実は、火災保険の申請書類の記入は非常に複雑で、素人では難しいかもしれません。
損害箇所の特定が適切にできないと、保険会社は無責と認定する可能性があります。
申請書類に不備や資料が不十分な場合、予想以上に申請に時間がかかるかもしれません。
自分で申請するのが難しいなら、火災保険申請代行サポートに申請作業をサポートしてもらうのがおすすめです。
申請は契約者本人がしなければいけませんが、書類の申請サポートは違法ではないので安心してください。
入ってはいけない火災保険!不払いされたら切り替えを検討しよう
火災保険の不払い問題について紹介しました。
加入中の火災保険の補償内容や保険会社の対応に不満を感じたり、悪評が目立ったりするなら、保険の切り替えを検討しましょう。
ただし、保険会社によって保険料や補償内容は異なるため、加入前に複数の保険会社を比較しましょう。
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